地無し尺八製作(その3)
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地無し尺八の製作(その1)(2020.12.1)竹の根の始末と油抜き作業
地無し尺八の製作(その2)(2020.12.1)竹の根の始末と油抜き作業
地無し尺八の製作(その3)(2020.12.1)竹の根の始末と油抜き作業
地無し尺八の製作(その4)(2020.12.1)竹の根の始末と油抜き作業
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.30)竹堀
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.29)尺八製作
今日は川崎の自宅から持ち帰った竹材を加工して地無し管を製作しました。2尺3寸管を2本、2尺管、1尺7寸管の計4本を加工しました。2尺3寸管は明暗本曲用ですが、2尺管と1尺7寸管は錦風流用です。錦風流用の尺八は、音の切れとコミ息の息受けが大切です。錦風流で本調子を地無し2尺3寸管を使用すれば、曙調子は地付き管ならば1尺8寸管ですが、地無し管は内径が太いので1尺7寸管になります。合奏になれば、本手・曙調子とも地無し管を使用しないと合奏音に違和感が生じます。
地無し尺八の製作(その2)(2020.11.29)尺八製作
地無し尺八の製作(その3)(2020.11.29)尺八製作
地無し尺八の製作(その4)(2020.11.29)尺八製作
地無し尺八の製作(その5)(2020.11.29)尺八製作
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.27)竹の油抜き作業
今日は、竹材の油抜き作業をしました。胡弓の弓に使用する布袋竹、弓に使用する太い真竹、その後、地無し管に使用する竹材27本の油抜き作業をしました。まずは七輪に樫炭を入れ着火した後、備長炭を入れて着火したら油抜き作業を開始しました。午前9時に開始して午後3時に全ての油抜き作業が完了しました。生憎夕方からは雨が降るとのこと。油抜きした竹材は、天候を見ながら屋外に干します。1月半ば過ぎまで、こちらで乾燥させ、その後、車に載せて川崎市の自宅に持ち帰る予定です。
地無し尺八の製作(その2)(2020.11.27)竹の油抜き作業
地無し尺八の製作(その3)(2020.11.27)竹の油抜き作業
地無し尺八の製作(その4)(2020.11.27)竹の油抜き作業
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.25)追加の竹の根の始末
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.24)竹の根の始末
今日は、昨日までの竹材を駐車場の倉庫より台車に載せ、50m離れた実家の庭に運びました。その後、竹の根を切るノコの歯が2つのノコとも切れなくなっていたので、ホームセンターに出かけて仮枠用のノコと替え刃を購入してきました。23本の竹の根の部分を切断しましたが、なにしろ砕石の中に生えた竹なので、根の中は砕石の塊です。そのため、トンカチで根の中の砕石を叩いて除外してから、ノコで根を切断しました。それでも、最後にはノコ歯が石に当たり切れなくなり歯を交換しました。日没直前にやっと全部の根の始末が完了しました。後は備長炭での油抜き作業です。
地無し尺八の製作(その2)(2020.11.24)竹の根の始末
地無し尺八の製作(その3)(2020.11.24)竹の根の始末
地無し尺八の製作(その4)(2020.11.24)竹の根の始末
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.23)竹堀
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.21)竹堀
地無し尺八の製作(その2)(2020.11.21)竹堀
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.16)竹材の根回りの削り・管尻削り
地無し尺八の製作(その2)(2020.11.16)竹材の根回りの削り・管尻削り
地無し尺八の製作(その3)(2020.11.16)竹材の根回りの削り・管尻削り
地無し尺八の製作(その4)(2020.11.16)竹材の根回りの削り・管尻削り
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.14)竹材の根回りの削り作業
胡弓の弓の柄の漆塗り作業が完了したので、漆が乾燥するまでの間、地無し尺八の製作を継続することにしました。前回、川崎市の自宅で手穴開け作業を終えた竹材を高梁市の実家に持ち帰ったので、まずは竹材の根の部分をノコやヤスリで整える作業をしました。実家の2階ベランダに夏に作業場を確保できたので、胡弓の弓や尺八の製作をすることができます。川崎市の自宅では、庭の狭い作業場での作業でしたが、こちらは紅葉の高梁周囲の山々を眺めながら作業が出来ます。この季節、午前10時までは霧で空は見えません。湿度も70パーセントくらいあります。午前10時を過ぎると雲海も消えて、青空が姿を見せると、湿度も急に低くなり気温も上昇してきます。臥牛山の山頂にあります雲海の城・備中松山城の撮影に適した季節です。紅葉と雲海に浮かぶ松山城は素晴らしいです。
地無し尺八の製作(その2)(2020.11.14)竹材の根回りの削り作業
地無し尺八の製作(その3)(2020.11.14)竹材の根回りの削り作業
地無し尺八の製作(その1)(2020.11.5)2尺管下作り作業
今日が川崎市の自宅での年内最後の作業になりました。明日の夜中に車で岡山県高梁市の実家に向けて出発です。今日は、高梁市の実家に持ち帰る下作りした竹材以外に、錦風流用の太い地無し2尺管の下作りをしました。折登如月作の地無し2尺管に比べれば、かなり太いことがわかりますが、肉厚の竹材なので内径を測定してもそんなに違いはありません。手穴の位置を決めた後、卓上ボール盤で手穴の穴あけ作業をしました。作業の後、尺八製作工具類や胡弓の弓製作の工具類の荷造りをしました。
地無し尺八の製作(その2)(2020.11.5)2尺管下作り作業
地無し尺八の製作(その3)(2020.11.5)2尺管下作り作業
地無し尺八の製作(その4)(2020.11.5)2尺管下作り作業
地無し尺八の製作(その1)(2020.10.29)手穴あけ作業
今日は午前中に胡弓の弓製作の作業が一段落したので、午後から地無し尺八製作の作業に入りました。先日、竹材10本の節抜き作業の後、内径を測定して、手穴の位置を補正しました。その寸法の位置にキリで下孔をあけて、それから卓上ボール盤を使用し手穴をあけました。手穴あけの作業の時に、重い竹材は、穴あけ作業でも手ごたえを感じます。簡単に穴があくような竹材は、地無し管が完成しても音味を期待することは出来ません。来月からは郷里、岡山県に帰省して竹堀作業が始まります。堀った時は100点でも、数年の歳月がたてば、庭の生垣になる竹材が多数出てきます。40年間、反省をしながらも、失敗の繰り返しです。
地無し尺八の製作(その2)(2020.10.29)手穴あけ作業
地無し尺八の製作(その3)(2020.10.29)手穴あけ作業
地無し尺八の製作(その4)(2020.10.29)手穴あけ作業
地無し尺八の製作(その5)(2020.10.29)手穴あけ作業
地無し尺八の製作(その1)(2020.10.20)竹材の内径測定・手穴墨だし
地無し尺八製作の中で最も重要な律を合わせるための手穴の位置を決める作業をしました。2尺3寸管は合同稽古の時に律が合うように、門田笛空作の2尺3寸管の律を基準に、また2尺管は錦風流の稽古の時に、弘前の錦風流伝承会の皆さんが、合奏で律が合うように、猿賀神社宮司の山谷敬氏が所蔵しています折登如月作の2尺管を基準に、また1尺7寸管は、錦風流裏調子の合奏の時に、門田笛空作の2尺3寸管に合うように私が製作しました1尺7寸管(琴古流・都山流の1尺8寸管)を基準に、それぞれの竹材の内径を測定して、それに応じて手穴の位置の補正をして墨だしをしました。