地無し尺八製作(その64)
地無し尺八製作(その1)(2024.7.18)2尺6寸管の藤巻・漆塗り作業
今日は、2尺6寸管の総藤巻作業をしました。桜井無笛作の剛管、2尺6寸管を見本に、同じ形での藤巻をしました。藤巻が完了したのち、藤巻表面に艶朱合漆を塗り、室箱に入れて乾燥させることにしました。神奈川県川崎市の自宅での作業も明日で終わり、明後日は、車に荷物の積み込みをして、21日の日曜日の朝、三重県鳥羽市に向かい宿泊し、22日は和歌山県那智勝浦に宿泊、23日は和歌山市に宿泊、24日に岡山県高梁市の実家に到着予定です。今度、川崎市の自宅に戻るのは9月末を予定しています。
地無し尺八製作(その2)(2024.7.18)2尺6寸管の藤巻・漆塗り作業
地無し尺八製作(その3)(2024.7.18)2尺6寸管の藤巻・漆塗り作業
地無し尺八製作(その4)(2024.7.18)2尺5寸管の藤巻・漆塗り作業
地無し尺八製作(その5)(2024.7.18)2尺5寸管の藤巻・漆塗り作業
地無し尺八製作(その6)(2024.7.18)2尺5寸管の藤巻・漆塗り作業
地無し尺八製作(その7)(2024.7.18)2尺5寸管の藤巻・漆塗り作業
地無し尺八製作(その1)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その2)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その3)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その4)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その5)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その6)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その7)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その8)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その9)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その10)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その11)(2024.7.15)2尺3寸管の歌口入れ他作業
地無し尺八製作(その1)(2024.7.14)2尺3寸管の下作り作業
地無し尺八製作(その2)(2024.7.14)2尺3寸管の下作り作業
地無し尺八製作(その3)(2024.7.14)2尺3寸管の下作り作業
地無し尺八製作(その4)(2024.7.14)2尺3寸管の下作り作業
地無し尺八製作(その5)(2024.7.14)2尺3寸管の下作り作業
地無し尺八製作(その6)(2024.7.14)2尺3寸管の下作り作業
地無し尺八製作(その7)(2024.7.14)2尺3寸管の下作り作業
地無し尺八製作(その8)(2024.7.14)2尺3寸管の下作り作業
地無し尺八製作(その9)(2024.7.14)2尺3寸管の下作り作業
地無し尺八製作(その1)(2024.7.12)4本の尺八の漆塗り作業
地無し尺八製作(その2)(2024.7.12)4本の尺八の漆塗り作業
地無し尺八製作(その3)(2024.7.12)4本の尺八の漆塗り作業
地無し尺八製作(その4)(2024.7.12)4本の尺八の漆塗り作業
地無し尺八製作(その5)(2024.7.12)4本の尺八の漆塗り作業
地無し尺八製作(その6)(2024.7.12)4本の尺八の漆塗り作業
地無し尺八製作(その7)(2024.7.12)4本の尺八の漆塗り作業
地無し尺八製作(その8)(2024.7.12)4本の尺八の漆塗り作業
地無し尺八製作(その9)(2024.7.12)4本の尺八の漆塗り作業
地無し尺八製作(その1)(2024.7.11)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
今日は、先日、藤巻縁塗りをした2尺管の漆が乾燥したので養生テープを取り除き、完成しました。浦本浙潮先生が所蔵していました、黒澤琴古作の2尺管と同じような寸法の地無し管です。息受けが良く、音のバランスも良いので、本物の琴古流本曲を吹くには最良の尺八です。現代尺八での琴古流本曲は、聞く方も音に疲れますが、このような音の出し入れが出来る尺八の音ならば、頭は疲れません。2尺管が完成したので、その後、2尺5寸管の歌口仕上げをして、管尻内部に鼓加工までしました。桜井無笛先生作の2尺5寸管は、年数が過ぎて、良き音味がしますが、私の製作したばかりの地無し管は、味が不足しています。
地無し尺八製作(その2)(2024.7.11)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その3)(2024.7.11)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その4)(2024.7.11)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その5)(2024.7.11)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その6)(2024.7.11)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その7)(2024.7.11)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その1)(2024.7.10)2尺5寸管の歌口入れまでの作業
地無し尺八製作(その2)(2024.7.10)2尺5寸管の歌口入れまでの作業
地無し尺八製作(その3)(2024.7.10)2尺5寸管の歌口入れまでの作業
地無し尺八製作(その4)(2024.7.10)2尺5寸管の歌口入れまでの作業
地無し尺八製作(その5)(2024.7.10)2尺5寸管の歌口入れまでの作業
地無し尺八製作(その6)(2024.7.10)2尺5寸管の歌口入れまでの作業
地無し尺八製作(その1)(2024.7.8)2尺管の籐巻き縁塗り作業
地無し尺八製作(その2)(2024.7.8)2尺管の籐巻き縁塗り作業
地無し尺八製作(その3)(2024.7.8)2尺管の籐巻き縁塗り作業
地無し尺八製作(その4)(2024.7.8)2尺管の籐巻き縁塗り作業
地無し尺八製作(その5)(2024.7.8)2尺管の籐巻き縁塗り作業
地無し尺八製作(その6)(2024.7.8)2尺管の籐巻き縁塗り作業
地無し尺八製作(その7)(2024.7.8)2尺管の籐巻き縁塗り作業
地無し尺八製作(その1)(2024.7.7)2尺管の籐の巻き直し作業
今日の作業場の気温は40度で危険な状態でした。換気扇と扇風機でなんとか37度の中、2尺管の籐の巻き直し作業をしました。浦本浙先生が所蔵、小梨錦水師が好んで吹かれた、黒澤琴古作の2尺管、同じような竹材で20年前に製作しました2尺管、藤巻の質が悪いので、籐を取り除き、新しい3厘籐で、巻き直しをしました。普段使用しています、太い地無し管に比べ、細身の竹ですが、息受けや音味は素晴らしいもので、浦本先生が述べているように、琴古流本曲は、このような尺八で吹けば味わいがありますが、現代の三曲合奏に使用する尺八では、出汁のない味噌汁の本曲に聞こえます。やたら大きな音だけが聞こえ、昔の名人のように、小さな音を動かすような演奏は聞くことが出来ません。その点、ヨーロッパに出かけて、古典本曲を指導をすると、みなさん古典本曲は地無し管だと、区別をしています。幼少から、ショパンを聞いて育った人たちと、日本人の若い尺八演奏家とは大きな違いがあります。現代尺八は息受けも無く、音を動かすことも出来ません。やはり、古典本曲を味わうには、古管尺八の音味を聞くことも大切です。今日、藤巻を直した尺八は、古管・古鏡作(うき雲)2尺管と同じ律です。