地唄用の胡弓の弓製作
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地唄用の胡弓の弓製作(2023.1.14)鈴木泉芳さんのコンサート(その1)
地唄用の胡弓の弓製作(2023.1.14)鈴木泉芳さんのコンサート(その2)
地唄用の胡弓の弓製作(2021.2.5)鈴木泉芳さんの演奏会
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2021.1.17)弓の材料の準備
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2021.1.17)弓の材料の準備
地唄用の胡弓の弓製作(2020.12.30)操秋会演奏会
私に胡弓の弓の製作依頼されました倉敷市在住でお琴の演奏家、鈴木勝秋先生の演奏会が11月15倉敷市の国重要文化財・大橋家住宅で開催されました。今年はコロナ感染防止のために、無観客にて行われました。私の製作しました地唄用の胡弓の弓が演奏会で使用されています。
動画はユーチューブで閲覧できます。
動画はユーチューブで閲覧できます。
①操秋会 第16回 古典三昧 ~こころ音の響~ 「六段の調」
https://www.youtube.com/watch?v=QweEsZNRyOs
②操秋会 第16回 古典三昧 ~こころ音の響~ 「美人?対談」
https://www.youtube.com/watch?v=Ye0jinHkleQ
③操秋会 第16回 古典三昧 ~こころ音の響~ 「童謡・童曲」
https://www.youtube.com/watch?v=xoqcIIqCgqA
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.11.25)胡弓の弓の完成
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.11.22)金具取付・漆塗り補修
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.11.22)金具取付・漆塗り補修
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.11.22)金具取付・漆塗り補修
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.11.20)最終仕上げ
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.11.20)最終仕上げ
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.11.18)柄の漆塗りと弓の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.11.18)柄の漆塗りと弓の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.11.18)柄の漆塗りと弓の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.11.14)弓先の漆研ぎと柄の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.11.14)弓先の漆研ぎと柄の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.11.14)弓先の漆研ぎと柄の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020.11.14)弓先の漆研ぎと柄の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.11.13)弓の柄の加工
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.11.13)弓の柄の加工
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.11.13)弓の柄の加工
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020.11.13)弓の柄の加工
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.11.11)弓の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.11.11)弓の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.11.11)弓の漆塗り
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020..11.9)漆の室箱の製作
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020..11.9)漆の室箱の製作
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020..11.9)漆の室箱の製作
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020..11.4)柄の漆削り・弓の加工
今日は弓先の竹の表面を木賊(トクサ)で仕上げる作業をしました。木賊は40年前、横浜の会社に勤務していた時、仕事が終了した後、会社の前の道路でキャッチボールをしていたら、会社の女性たち、生け花教室が終わり、使用した木賊を屋外のゴミバケツに廃棄しようとしたので、その木賊を会社の独身寮に持ち帰りました。その木賊が、その当時製作しました尺八と共に、現在の自宅まで旅をしてきました。その枯れた木賊、尺八の歌口部分の仕上げに使用していましたが、今回は、弓の表面の仕上げに使用しました。また、弓の柄の方は、漆も乾燥しましたが、布袋竹の部分は完成ですが、木部は表面にざらつきがあり、仕方がないので、サンドペーパーで表面の漆を削りました。後日、また漆塗りです。弓先の方は、先の部分に馬の尻尾の毛でできた弦を引っかけるフック(ブロンズのヒートン)を加工して、1mmのドリルで弓先に穴を開けて、ねじ込みました。弓の中継ぎ部は、漆がつかないようにテープで養生して、さらに乾燥させるために吊るす針金を取り付けました。今日は、作業場は湿度が45パーセントしかありません。当然、室箱に入れなければ乾燥は無理です。川崎市の自宅での生活も残り2日、漆塗りは岡山県高梁市の実家に帰省してからの作業になるかも知れません。室箱は持ち帰れないので、帰省したら室箱の製作から作業が始まります。
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020..11.4)柄の漆削り・弓の加工
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020..11.4)柄の漆削り・弓の加工
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020..11.4)柄の漆削り・弓の加工
地唄用の胡弓の弓製作(その5)(2020..11.4)柄の漆削り・弓の加工
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020..11.2)漆塗り作業
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020..11.2)漆塗り作業
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020..11.2)漆塗り作業
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020..11.2)漆塗り作業
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.10.31)
予定では、早朝に車で岡山の実家に向かうはずが、虫歯の治療で1週間延期になり、こちらで作業が出来ました。弓加工で最も大変な、弓先を曲げる作業をしました。先日、加工した弓の曲げる部分をバケツの水の中に浸けましたが、今日は、その濡れた弓先を携帯ガスコンロで熱して、弓を曲げる型にはめ込みました。8本の弓を2台の型にはめ込んで曲げることができました。昨年は、初めての経験で、曲げる部分、形が揃いませんでしたが、今年はうまく曲げることができました。
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.10.29)
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.10.29)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.10.29)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.10.27)
今日は、胡弓の弓と柄の部分を接続する中継ぎ部分の加工をしました。昨年は中継ぎのアルミパイプを叩いて半丸に加工しましたが、どうしてもきれいにパイプが変形しないので竹の弓を差し込んだら、わずかにガタツキがありました。今年は、アルミパイプを治具を製作して万力で変形させたので仕上がりがきれに出来ました。差し込む弓の突起部分の削りが一番の難しさです。完成して以後、使用するたびに、中継ぎの部分にガタツキが起きないように仕上げるのに苦労しました。なんとか8本のうち、3本が完成しました。
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.10.24)
胡弓の先の弓の部分を最終寸法に仕上げる作業をしました。カンナを使用して最終寸法に近いところまで削り、後は仕上げ寸法まで2種類の木工ヤスリで削りました。緊張する作業です。今回の竹材は素性がいいので、昨年のように何度も熱してタメ直しをしましたが、今回はタメ直しはしなくすみます。予定の8本と予備に1本の9本を製作中ですが、今日は6本が完成しました。川崎市の自宅での作業も残り1週間、なるべく完成に近いところまで終わらせて岡山の実家に向かいたいものです。
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.10.24)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.10.24)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.10.22)
胡弓の弓も、いよいよ先の弓の部分の製作に入りました。昨年の弓は、地無し尺八用の真竹を使用しましたが、竹材に曲がりがあり、その修正に大変でした。今年の弓の材料は、昨年末に弓専用に太くて肉厚の真竹を切りました。竹材も乾燥したので割ってみましたが、素性が良くて、あまりため直しの必要もありません。弓をカンナで削るために、ベースの木材に弓の竹が挟まるようにトリマーを使用して溝を彫り、ここに弓の材料を入れてカンナで削りました。使用するカンナは木型職人であった祖父が使用していた形見です。砥石でカンナの刃先を研ぎだしてから削る作業をしました。とりあえず2本をおおまかな寸法に削りました。
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.10.22)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.10.22)
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020.10.22)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.10.14)
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.10.14)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.10.14)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.10.13)
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.10.13)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.10.13)
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020.10.13)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.10.9)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.10.7)
10月3日の夜、岡山県高梁市の実家を午前10時に車で出発、岡山道有漢ICから中国道北房JC経由で神戸から新名神で高槻JCまで、この日は伊勢湾岸道の豊田JC手前が工事で通行止めなので、草津から名神高速で名古屋に向かい、豊田JCから新東名を経由して、御殿場JCから東名経由で横浜青葉ICまで、神奈川県川崎市の自宅には午前7時に到着しました。3か月ぶりの自宅は、駐車場も裏庭の樹木も伸び放題、休むひまなく植木の剪定作業を済ませました。今日は、胡弓の弓の材料の確認、弓用に乾燥させていました太い真竹を鉈で割って、柄に使用する布袋竹と一緒に七輪に備長炭をおこして、タメ直し作業をしました。
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.10.7)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.10.7)
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020.10.7)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.9.28)
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.9.28)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.9.28)
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020.9.28)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.9.25)
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.9.25)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.9.25)
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020.9.25)
地唄用の胡弓の弓製作(その5)(2020.9.25)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.9.23)
先日、胡弓の弓の木の柄の部分を木工旋盤で加工しました。今日は、その先の竹製の弓を接続する中継ぎ用パイプを加工するための治具を製作しました。中継ぎパイプはアルミパイプ(外径10㎜、内径8mm)を加工します。断面は丸でなく、一部が平なので、昨年金づちでたたいて加工しましたが、きれいな形にならず、先の弓の部分のほぞ先が8本全て形が異なりました。今年は治具を製作して、この中にアルミパイプを入れてプレスすれば均等な形ができるのではと、治具の製作をしました。10月3日まで高梁市の実家に滞在なので、それまでに中継ぎパイプの取り付けまで完成させる予定です。
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.9.23)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.9.23)
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020.9.23)
地唄用の胡弓の弓製作(その5)(2020.9.23)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.9.19)
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.9.19)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.9.20)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.9.18)
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.9.18)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.9.18)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.9.17)
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.9.17)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.9.15)
7月5日に神奈川県川崎市の自宅から、岡山県高梁市の実家に車で帰省しました。認知症の母親の通院などを済ませ7月末に川崎市の自宅に戻る予定でしたが、新型コロナの規制で、一度戻れば、8月に帰省が困難になるので、そのまま滞在する生活になりました。倉敷市のお琴の鈴木勝秋先生から依頼されました地唄の胡弓の弓製作を昨年に引き続きすることになりました。また追加で胡弓の弦にはさむコマ、2の弦の音が出にくいので、それを改善するコマの製作も依頼されました。尺八製作道具や竹材、胡弓の弓製作の工具や材料もすべて川崎の自宅にあるため、実家では猛暑の夏、何もすることが出来ませんでした。そのため、2階ベランダに屋根を設置、さらに作業が出来るように作業台を製作しました。川崎の自宅にある木工旋盤(藤原産業のYH-200)で弓の柄の部分を製作しましたが、加工長さが20cm、弓の柄は25cmなので、途中で中継ぎにしましたが、芯を合わせるのが大変でした。そのため、実家では同じ藤原産業のYH-300を購入しました。こちらは治具を追加すれば60cmまで加工できます。また、卓上ボール盤も藤原産業のものを購入しました。木工旋盤、卓上ボール盤、万力を載せたら50キロくらいになるので、重量物に耐える作業台を製作しました。また作業台が移動も出来るように脚にはキャスタオーを付けました。10月に川崎の自宅に衣類を取りに戻る予定なので、工具や材料を準備して岡山に持ち帰る予定です。尺八の竹材のため直しの器具は重量があるので、川崎の自宅でタメ直しを済ませてから、持ち帰る予定です。11月になれば尺八の竹材を掘る作業もでてきます。母の介護をしながら、年明けまで実家での生活になります。
地唄用の胡弓の弓製作(その2)(2020.9.15)
地唄用の胡弓の弓製作(その3)(2020.9.15)
地唄用の胡弓の弓製作(その4)(2020.9.15)
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.7.8)
昨年は胡弓の弓を8本製作しました。昨年の弓の材料は地無し尺八3尺管用の竹材を使用しましたが、今年の弓に使用する竹材は、昨年の11月に、肉厚で太い真竹を確保出来ました。また、柄に使用する布袋竹は、門下の大部さんが茨城県の布袋竹を準備してくれました。どちらも油抜きをして乾燥しています。8月から作業を開始予定ですが、来年度、柄に使用する布袋竹、亀甲竹を今から郷里、岡山県高梁市で探しました。7月8日、地元の山中でやっと布袋竹を見つけました。年末に地主に許可をもらい採竹する予定です。
地唄用の胡弓の弓製作(その1)(2020.2.17)
地唄用の胡弓の弓の製作依頼をされました倉敷市在住の鈴木勝秋先生のプロフィールを紹介します。
出身地 東京
幼少より母、鈴木操秋に箏の手ほどきを受ける。
3歳:初舞台
8歳:三味線の手ほどきを開始する。
16歳:この頃より川瀬白秋師の直門となる。
白秋師に胡弓の手ほどきを受け、その後も同師の指導の下で歌舞伎音楽(下座音楽)に携わり役者と共に各地を回る。
平成2年:母、操秋が倉敷市に移住のため、東京の稽古場を引き継ぐ。
平成5年:呉服座で行われた坂東玉三郎公演で地方(じかた)として「鐘が岬」の箏を務める。
平成6年:ウィーンでの海外公演に出演。
平成9年:倉敷にて母、操秋と共に弟子の育成に力を入れる。
学校に於いて、子供達の古典への意識向上、病院やその他各施設に於いて、心を癒す音楽の慰問等の活動に尽力。
平成19年:母、操秋が倉敷の地で作り上げてきた操秋会を引き継ぐ。
現在、古典芸能「心の音楽」を次世代に伝えるため、各方面で活動しながら、若い世代の育成に力を入れている。
出身地 東京
幼少より母、鈴木操秋に箏の手ほどきを受ける。
3歳:初舞台
8歳:三味線の手ほどきを開始する。
16歳:この頃より川瀬白秋師の直門となる。
白秋師に胡弓の手ほどきを受け、その後も同師の指導の下で歌舞伎音楽(下座音楽)に携わり役者と共に各地を回る。
平成2年:母、操秋が倉敷市に移住のため、東京の稽古場を引き継ぐ。
平成5年:呉服座で行われた坂東玉三郎公演で地方(じかた)として「鐘が岬」の箏を務める。
平成6年:ウィーンでの海外公演に出演。
平成9年:倉敷にて母、操秋と共に弟子の育成に力を入れる。
学校に於いて、子供達の古典への意識向上、病院やその他各施設に於いて、心を癒す音楽の慰問等の活動に尽力。
平成19年:母、操秋が倉敷の地で作り上げてきた操秋会を引き継ぐ。
現在、古典芸能「心の音楽」を次世代に伝えるため、各方面で活動しながら、若い世代の育成に力を入れている。