地無し尺八製作(その28)
地無し尺八製作(その1)(2022.7.3)2尺3寸管の製作、その他作業
6月30日に岡山県高梁市の実家に帰省しました。昨日、母の納骨も済ませました。昨日までは2階作業場の気温は40℃を越えていましたが、今日は台風の影響で、曇り空で気温が36℃でした。新しく2尺3寸管の製作を始めました。かなり太い竹材、余分な部分をノコで切断したら、歌口部分に2か所、小さなヒビが入ったので、根回りをきれいにした後、割れ止めをしました。また、ため直しの間に、大久保甲童作の2尺3寸管、管尻部分に石膏が塗り込められ、地無し管とは言えない状態、琴古流の大久保甲童が製作したので、歌口を吹いて鳴る作り、息受けが良く、管尻から音が出る西村虚空作とは大きな違いがあります。試し吹きをすれば、みなさん、良く鳴りますと答えますが、それは地付き管の世界、地無し管の世界は息受けの良さと、音味の良さを聞き分けできることが大切、大久保甲童作の管尻内部に塗られた石膏を削り落として、元の竹の部分を出して、さらに、管尻内部に鼓を作り、やっと吹く世界から、息受けで鳴らす地無し管になりました。
地無し尺八製作(その2)(2022.7.3)2尺3寸管の製作、その他作業
地無し尺八製作(その3)(2022.7.3)2尺3寸管の製作、その他作業
地無し尺八製作(その4)(2022.7.3)2尺3寸管の製作、その他作業
地無し尺八製作(その5)(2022.7.3)2尺3寸管の製作、その他作業
地無し尺八製作(その1)(2022.6.16)故・藤田正治氏の製作された地無し尺八
今日は、昨年の11月に高橋峰外氏宅より持ち帰りました故・藤田正治氏の製作されました地無し尺八の整理をしました。山口県光市在住でありました藤田正治氏は、竹友の戸谷泥古氏と、山口県の山奥に竹堀で出かけて、生涯600本ぐらいの地無し尺八を製作されました。その地無し尺八を確認しましたが、竹材は堅くて重い、すばらしいものが多数ありました。藤田正治氏の尺八は、歌口も入らず、中に漆も塗られていないので、この中から、良き尺八は、歌口を入れ、中に漆を塗り、門下の方々に使用してもらえればと思っています。私の自宅の和室にある尺八も500本を超えて、座が心配になってきました。
地無し尺八製作(その1)(2022.5.29)4本の尺八の仕上げと9本の焼き印作業
地無し尺八製作(その2)(2022.5.29)4本の尺八の仕上げと9本の焼き印作業
地無し尺八製作(その3)(2022.5.29)4本の尺八の仕上げと9本の焼き印作業
地無し尺八製作(その4)(2022.5.29)4本の尺八の仕上げと9本の焼き印作業
地無し尺八製作(その5)(2022.5.29)4本の尺八の仕上げと9本の焼き印作業
地無し尺八製作(その6)(2022.5.29)4本の尺八の仕上げと9本の焼き印作業
地無し尺八製作(その7)(2022.5.29)4本の尺八の仕上げと9本の焼き印作業
地無し尺八製作(その8)(2022.5.29)4本の尺八の仕上げと9本の焼き印作業
地無し尺八製作(その9)(2022.5.29)4本の尺八の仕上げと9本の焼き印作業
地無し尺八製作(その1)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その2)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その3)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その4)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その5)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その6)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その7)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その8)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その9)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その10)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その11)(2022.5.27)4本の尺八の藤巻の縁塗り作業
地無し尺八製作(その1)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その2)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その3)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その4)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その5)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その6)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その7)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その8)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その9)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その10)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その11)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その12)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その13)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その14)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その15)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その16)(2022.5.20)4本の尺八の藤巻の漆削り作業
地無し尺八製作(その1)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その2)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その3)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その4)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その5)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その6)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その7)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その8)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その9)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その10)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その11)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その12)(2022.5.18)3本の尺八の藤巻に漆塗り・その他作業
地無し尺八製作(その1)(2022.5.16)2尺2寸管の歌口仕上げ・2尺3寸管の藤巻作業
今日は、昨日の続きで錦風流用の2尺2寸管の歌口仕上げのあと、2尺3寸管の藤巻作業をしました。2尺2寸管の竹材は、2尺3寸管用に掘ったので7節ありましたが、2尺2寸にしたため1節切断して6節になりました。また、手穴の位置も2穴が節に近くなったために、2穴の上の節をヤスリで削りました。2尺3寸を製作していたら、姿も良くて極上の地無し管になっていましたが、2尺2寸用の竹材が無いため、仕方なしの手段です。また、籐巻の2尺3寸管は5節、これまで桜井無笛先生や門田笛空先生の長管尺八は、5節のものが多く残されています。姿を見るなら7節でしょうが、地無し管の楽器としては、5節の方が適していると思います。今回の5節の2尺3寸管、音のバランスが良くで息受けも大変にいいので総藤巻仕上げにしました。