耕月会夏季研修会(山陰の旅)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その1)(2022.8.4~8.7)
コロナのために、人数制限をして、夏の研修会は千葉県から山形省月氏、神奈川県から大浦玄外氏の2名が参加予定でしたが、山形氏が直前に欠席の連絡があり、私と大浦玄外氏の2名での研修旅行になりました。鳥取県の休暇村奥大山では、悪天候で屋外での稽古は中止になりました。大山寺の親戚宅を訪問の後、美保関灯台から、島根県安来市の足立美術館を見学、さぎの湯温泉に宿泊、山中鹿之助ゆかりの月山富田城跡を眺め、奥出雲の木次線、出雲坂根駅でトロッコ列車・おろち号を見て、道の駅で昼食の後、広島県東城町から新成羽川ダム湖の県道を抜けて、実家の高梁に帰りました。今日、7日の午前中、大浦氏は、私が製作しました多数の地無し管の試し吹きをしました。
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その2)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その3)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その4)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その5)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その6)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その7)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その8)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その9)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その10)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その11)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その12)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その13)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その14)(2022.8.4~8.7)
耕月会夏季研修会(山陰の旅)(その15)(2022.8.4~8.7)
大浦氏は人間国宝・故・山口五郎先生から師範免状をいただきました。山口五郎先生が亡くなった後に、私に入門しました。それまでの琴古流の吹く奏法から、丹田の力で押し出す奏法で地無し管を鳴らす奏法に切り替えるのに、10年以上の歳月が過ぎました。今、やっと丹田で鳴らす奏法を身に付けました。2尺7寸の巨管は、通常の尺八を吹く人なら、ただ笑うだけで、吹くことはしませんが、大浦氏は、この巨管を鳴らし、管尻から柔らかな音が響きました。歌口を吹いて鳴らす奏法と違い、管尻の先から音が押し出される、それがこの奏法の極意です。夏季研修の成果に満足して、高梁国際ホテルでスペシャルランチを食べた後、備中高梁駅から伯備線・やくも号で岡山に向かい、新幹線で新横浜経由で川崎市麻生区の自宅に向かいました。